はい、どうもです。
今日は藤澤仁さんがゲーム業界に入る前に執筆した2作品が収録された「夏の呼吸」の発売日!
さっそく買ってきましたよー!
藤澤さんの著書・夏の呼吸
Twitterを見ると、アマゾンは1~2か月待ちとか近くの本屋で売ってなかったとかあって、買えないかなとおもったんですけど、新宿の大きいとこ行ったら普通に買えました。
藤澤仁って?
ドラクエ10の初代ディレクターですね。
このひとです。
ドラクエ7や8などにシナリオスタッフとして関わって、ドラクエ9と10のVer.1ではディレクターを務めてますね。
ディレクターを辞めたあとはスマホゲームの『予言者育成学園 Fortune Tellers Academy(FTA)』ではディレクター、シナリオライター、プロデューサーを務めてました。
その後の2018年4月、スクウェア・エニックスを退社してます。
いまはフロムソフトウェアにいるとか。
小説「夏の呼吸」
表題作の「夏の呼吸」と「雨傘」という、藤澤さんがゲーム業界に入る前に執筆した2作品が収録されています。
カバー装画と挿絵は、イラストレータの典樹さん。
予言者育成学園でもイラスト描いてた方です。
ドラクエ10もやってるみたいですね。
そんな夏の呼吸ですけど、藤澤さんのゲームというだけで普段やらないスマホゲームの予言者育成学園を始めたわたしなので、もちろん読まずにいられません。
夏の呼吸の感想
と言うことで、夏の呼吸と雨傘と2作品収録されていますが、まずは表題作の夏の呼吸を読んでみました。
感想とは言ってもこれから読む人もいると思うので、ざっくりとした感じで。
夏の呼吸は1992年の中央公論新人賞の最終候補3作に選ばれたものだそうです。
この頃から実力があったんですね!
お話のほうですけど、反抗期真っ盛りな感じの中学生の男の子を主人公に、心の成長を描いた作品です。
主人公が、人物としてわたしと違いすぎるのでいまいち入り込めないかとも思ったのですが・・・
読みすすめていくと、わたしもこの位の頃には主人公の男の子と同じように、よくわからない不安や苛立ちみたいなものを感じていたなぁなんて。
程度の差はあってもみんなそういう時間を経験してますしね。
文中のちょっとした一言一言に、あの頃の記憶が戻ってくるのを感じながら読み終えました。
中高生時代のすごし方によっては相当主人公とシンクロできる人もいるんじゃないでしょうか?
20歳くらいの頃に書いたと言うだけあって、言葉の選び方とか文章とか未熟(って言ったらちょっとえらそうかな?)な印象は受けますけど、藤澤さんの物語が好きな人なら楽しめるとおもいますよ。
もう一方の雨傘のほうは、ゆっくり読もうとおもいます。
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